otbeditでsortしてuniqする

最終更新:
2007-06-01
初出:
2007-05-26

エディタでテキストを精製する

 grepツールで抽出した文字列を順番に並べ直す(sort)と、同じ文字列があれば複数行に渡って同じ内容が列挙されるので、今度は二行以上に重複した行を一行だけ残して削除(uniq)します。

 ここではフリーソフトのテキストエディタの中からotbeditを使います。同じ作者による姉妹品のエディタ=oeditでも同じことができるはずですが、確認はしていません。

ソフトの名称
otbedit(オーティービーエディット)
ソフトの作者
A.Ogawa
使用したバージョン
4.2.1.2
インストール
lzhファイルを解凍する
アンインストール
フォルダごと削除する
正規表現の源
オリジナル
最新版を公開しているサイト
A.Ogawa's home

otbditを使う場合の手順

 otbeditには昇順と逆順の二種類のソートの他に[行を逆順にする]までできるのに、何故か重複した行を削除するユニーク機能(便宜上そう呼ぶ)が長らくありませんでしたが、先日のバージョン4.2.1.0から[重複行を削除]が追加されました。

  1. [編集]メニューから[全文を選択]する(もしくはキーボードから Ctrl + A )。
  2. [編集]メニューから[高度な操作]の[行をソート]を選択する。
  3. 選択が解除されるので、再度[全文を選択]する。
  4. [編集]メニューから[高度な操作]の[重複行を削除]を選択する。
  5. [検索]メニューから[置換]を使って行末の『,』を削除する。
  6. 必要ならファイルを[名前を付けて保存]する。

 自動でらくらくとはいうものの、結局のところ最後の最後は肉眼でチェックということになりますし、元から間違って憶えていた場合に対しても無力ですが、それでも
『クーリィ』
『クーリー』
『クーリィー』
が上下に並んでいれば、まぁ見つけ出しやすいのではないでしょうか。


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